インテリアファブリックストレンド2002 WAVE&SEES

 

毎年JAPANTEXでインテリアファブリックス最新のトレンド情報をご紹介している「WAVE&SEEDS」。

2002年の今回は、トレンド要素の中でも重要な「色」、「柄」、「テクスチャー」について、これらの要素が「窓」、「壁」、「床」という商品ジャンル毎に、

各企業別に、更に業界全体として、どのようなウエイトバランスや傾向にあるのかを、マッピングボード等によって表現してみました。

また、もう一つの重要なトレンド要素「機能」については、各企業の取り組みをランキング付けしてみました。

 

Ambience

光のように、風のように

くつろぎに満ちあふれた空間の中で、癒され、進化して、明日へと向かう…。

市場にはインテリアに対するそんな願望がいままでより強く、鮮明に現れています。

そのため、心地の良いもの、ナチュラルなもの、環境に配慮したものなど、

「人に優しい」素材やテイストをベースにして、

いちだんと洗練された感性に応えるトレンドが展開されています。

具体的には、自然感覚の素材の中にメタリックな風合いをブレンドしたテクスチュアー、

人工素材と自然素材を対比させながら互いの持ち味を引き立てる床や壁、

光を透過する生地に輝きのある反射効果をミックスしたカーテンなど…。

「対比」と「融合」により生み出される新感覚が、快いアクセントを醸し出しています。

それは光のように、風のように、空気のように、住む人とともに在りながら、

ひとりひとりの個性や主張に応える、上質な感性のアンビエンスです。

窓

窓 「色」、「柄」、「テクスチャー」のウエイトバランスは、各企業で多少のバラツキがあるものの、全体的には同等のバランスで提案されています。

窓

色

トレンド・ピックアップ

●コンテンポラリーなホワイトやナチュラル系のオフホワイト等、ベリーペールを中心としたベージュ系が中心

●ディープ・ダークトーンでのゴールドやメ タリック調の光沢感

●新しい色としてのポップカラーやライラ ック・ラベンダー系

◆カラースケールの横軸は色相で、左からR=レッド、O=オレンジ、YO=イエローオレンジ、Y=イエロー、YG=イエローグリーン、G=グリーン、BG=ブルーグリーン、GB=グリーンブルー、B=ブルー、BP=ブルーパープル、P=パープル、RP=レッドパープルを意味します。また、縦軸は色調で、上からV=ビビット、S=ストロング、B=ブライト、L=ライト、P=ペール、Vp=ベリーペール、Lgr=ライトグレイッシュ、Gr=グレイッシュ、Dl=ダル、Dp=ディープ、Dk=ダーク、Dgr=ダークグレイッシュを意味します。それぞれのピッチについては、サンプルボリュームにより独自に変形しています。

窓

柄

トレンド・ピックアップ

●植物柄モチーフの具象柄が中心

●植物、葉っぱ、花などをハンドメイド風にゆったりと大胆にデザイン

●懐かしさを感じさせる新しい表現としての幾何柄・ドット・サークル等

●シンプル、モダンな幾何柄を柔らかさを感じさせる手書き風での表現

窓■「窓」(ウインドウトリートメント)企業別サンプルコード対応表

企業名
アスワン(株) 1101・1102 1201・1202・1203
(株)川島織物 1103・1104 1204・1205・1206・1207
旭興(株) 1105・1106・1107 1208・1209・1210
(株)サンゲツ 1108・1109・1110 1211・1212
住江織物(株) 1111・1112・1113 1213・1214・1215
(株)セルコン 1114・1115・1116 1216・1217・1218
東リ(株) 1117・1118・1119 1219・1220・1221
日本オーナメント(株) 1120・1121・1122 1222・1223・1224
(株)フジエテキスタイル 1123・1124 1225・1226・1227・1228
リリカラ(株) 1125・1126・1127 1229・1230・1231
(株)ローム 1128・1129・1130 1232・1233・1234

窓テクスチャー

トレンド・ピックアップ

●オーガニックコットン・ウール・綿100%の素材感を前面に出したもの

●微妙な光の変化を楽しむシャンブレータイプのライトクオリティ

●オーガンジーのシャリっとした透け感を楽しむアパレル感覚のシアータイプ

●人工的な光沢糸や自然素材のマット感のある糸など相反する素材使いでの表現

ブラインド

トレンド要素は、「色」、「柄」、「テクスチャー」のウエイト順になっていますが、ブラインド・ロールスクリーン・ プリーツスクリーン等、様々な品種が提案されていますので、要素毎に傾向を示すのは困難です。 展示商品に添付の要素説明をご参照ください。

■サンプル展示企業/立川ブラインド工業(株)・トーソー(株)・(株)ニチベイ

壁 「色」、「柄」に比べ、「テクスチャー」の提案数がやや多いものの、 全体的にはほぼ同等のバランスで提案されています。

壁

色

トレンド・ピックアップ

●ベリーペールより更に白に近いアイボリ ー系のやさしいカラーが中心

●自然素材から抽出された象徴的なオフホワイトやナチュラルアイボリー

●自然に溶け込む優しいグリーンや青空を 感じさせるブルーなど

●人工的なクールなシルバー・パールの輝 度感と透明感

●「赤壁」のベンガラ色

◆カラースケールの横軸は色相で、左からR=レッド、O=オレンジ、YO=イエローオレンジ、Y=イエロー、YG=イエローグリーン、G=グリーン、BG=ブルーグリーン、GB=グリーンブルー、B=ブルー、BP=ブルーパープル、P=パープル、RP=レッドパープルを意味します。また、縦軸は色調で、上からV=ビビット、S=ストロング、B=ブライト、L=ライト、P=ペール、Vp=ベリーペール、Lgr=ライトグレイッシュ、Gr=グレイッシュ、Dl=ダル、Dp=ディープ、Dk=ダーク、Dgr=ダークグレイッシュを意味します。それぞれのピッチについては、サンプルボリュームにより独自に変形しています。

壁

柄

トレンド・ピックアップ

●抽象的な幾何柄が中心

●ブライト糸やパールインク使いで光によって変化する柄を表現

●自然の草花をモチーフ化しての表現

壁■「壁」(ウォールカバリング)企業別サンプルコード対応表

企業名

アスワン(株) 2101・2102・2103・2104 2201・2202・2203
(株)川島織物 2105・2106 2204・2205・2206
旭興(株) 2107・2108・2109 2207・2208・2209
(株)サンゲツ 2110・2111 2210・2211
東リ(株) 2112・2113・2114 2212・2213・2214
リリカラ(株) 2115・2116・2117 2215・2216・2217

壁テクスチャー

トレンド・ピックアップ

●紙・紙布・オーガニックコットンなど、自然素材を意識したもの

●木目・漆喰等の質感をよりリアルに表現

●意匠糸や糸の太さ・光沢糸などの組み合わせの面白さ・エンボスの凹凸感表現

床 「柄」の提案数は少なく、「色」、「テクスチャー」については同等のバランスで、 それぞれ「柄」の約2倍のウエイトで提案されています。

床

色

トレンド・ピックアップ

●クールなブラック、グレーのモノトーン。  自然素材のウールなどのナチュラルなアイボリー

●落ちつきのあるややグレイッシュなグリーン・ブルー・ベージュ

●深みのあるミックスカラーや優しいライトなピンクなど

◆カラースケールの横軸は色相で、左からR=レッド、O=オレンジ、YO=イエローオレンジ、Y=イエロー、YG=イエローグリーン、G=グリーン、BG=ブルーグリーン、GB=グリーンブルー、B=ブルー、BP=ブルーパープル、P=パープル、RP=レッドパープルを意味します。また、縦軸は色調で、上からV=ビビット、S=ストロング、B=ブライト、L=ライト、P=ペール、Vp=ベリーペール、Lgr=ライトグレイッシュ、Gr=グレイッシュ、Dl=ダル、Dp=ディープ、Dk=ダーク、Dgr=ダークグレイッシュを意味します。それぞれのピッチについては、サンプルボリュームにより独自に変形しています。

床

柄

トレンド・ピックアップ

●抽象柄が中心の傾向

●自然界からの石目・リーフなどをデザイン化

●昔から見なれた唐草をモチーフとしたり定番の小紋柄・素朴な絣をモダンにアレンジ

床テクスチャー

トレンド・ピックアップ

●厳選された天然素材、あるいは手法や加工技術による、それぞれの手触り感の心地よさを重視

●太目のヤーンやざっくりと荒いループでボリューム感のあるものや平織りタイプのもの

床■「床」(フロアーカバリング)企業別サンプルコード対応表

企業名
アスワン(株) 3101・3102・3103・3104 -
(株)川島織物 3105・3106・3107 3201・3202・3203
(株)サンゲツ 3108・3109・3110 3204・3205・3206
住江織物(株) 3111・3112 3207・3208
東リ(株) 3113・3114・3115・3116・3117・3118 -
窓

●2002機能トレンド上位ランキング

(各社へのアンケート調査に基づき、2002年の機能トレンドとして2社以上同回答があったものをランキングしました。)

1位 制菌・抗菌・防臭
2位 ホルムアルデヒド対策・消臭
3位 防汚
4位 遮光
5位 防炎・防火
6位 ウォシャブル
7位 超耐光
8位 ミラー効果

全体的にメンテナンスのしやすいものや室内環境を改善するものが目立ちます。特に上位ランキングされた、制菌・抗菌・防臭、ホルムアルデヒド対策・消臭、防汚は、一般家庭だけでなく、病院や公共施設等、人々の生活の場(環境)をより健康的に改善する機能として増える傾向にあります。

 

社団法人日本インテリアファブリックス協会

JAPANTEX2002企画委員会

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